2016-03-31 第190回国会 参議院 農林水産委員会 第4号
こういうことを踏まえまして、環境省では本年三月十八日に、改正鳥獣法に基づいて、えりも地域ゼニガタアザラシ特定希少鳥獣管理計画を策定をいたしました。さらに、この管理計画に基づいて具体的な事業実施計画を作成した上で、新年度、二十八年度には、えりも地域におけるゼニガタアザラシの捕獲を含めた個体数管理を進めていく予定でおります。
こういうことを踏まえまして、環境省では本年三月十八日に、改正鳥獣法に基づいて、えりも地域ゼニガタアザラシ特定希少鳥獣管理計画を策定をいたしました。さらに、この管理計画に基づいて具体的な事業実施計画を作成した上で、新年度、二十八年度には、えりも地域におけるゼニガタアザラシの捕獲を含めた個体数管理を進めていく予定でおります。
○政府参考人(佐藤一雄君) 今先生の方から御指摘ございましたが、ゼニガタアザラシにつきましては、今環境省の方から答弁ございましたように、漁業との共存に向けて、えりも地域ゼニガタアザラシ特定希少鳥獣管理計画の策定作業が進められているものと承知しております。
先ほどの、冒頭申し上げましたゼニガタアザラシにもつながるものでありますが、ことし五月に施行される改正鳥獣法において、環境省が特定希少鳥獣管理計画を定めることができるという制度が新たにつくられました。この制度では、特定の地域においてその生息数が著しく増加し、またはその生息地の範囲が拡大している希少鳥獣の管理を図ることを目的としております。
さらに、五月に施行される改正鳥獣法に基づきまして、環境省が特定希少鳥獣管理計画を定めることができるようになります。ゼニガタアザラシにつきましては、できるだけ速やかにこの法に基づく特定希少鳥獣管理計画を策定することとしております。
これはタンチョウ、アホウドリ、トキ、ライチョウ、コウノトリ、アマミノクロウサギ、ノグチゲラ、カンムリワシ、イリオモテヤマネコということでございますので、特別天然記念物だから全く特定希少鳥獣管理計画の対象にならないという一義的に決まっているわけではないと、それは状況に応じてということでございます。
○水野賢一君 特定希少鳥獣管理計画についてお伺いしたいんですけれども、これ、希少鳥獣と言っているのを、一方で捕獲とかそういうことをかなり念頭に置いているような管理をしていいのかという気もしないでもないですけど、ここら辺はどうなんですか。
そのような場合には、特定希少鳥獣管理計画、新しい制度の特定希少鳥獣管理計画を定めて、それに基づき適切な対策を進めていくことが必要だと考えております。